助産師も理学療法士も、同じ思いがある。
産前産後のママたちを支えたい。その想いを、ここで一つにする。

経験則から、エビデンスへ。

産前産後体づくり協会は、助産師・理学療法士など国家資格を持つ専門家が職種を超えて連携し、エビデンスに基づく産前産後サポートを行える人材を全国に増やす団体です。

運営:合同会社Circle / 理学療法士・助産師による多職種チームで開発・監修

理学療法士と助産師の多職種チームが妊婦さんを囲んで相談している水彩イラスト

なぜ今、産前産後の体づくりの専門家が必要なのか

産後ケアの法整備は着実に進んでいます。改正母子保健法(令和元年法律第69号)により産後ケア事業は市区町村の努力義務となり、対象は産後1年まで延長されました。しかし数字を見ると、制度と現場の間には大きなギャップがあります。

14.3% 約7人に1人
産後うつが疑われる女性

産後1か月時点で産後うつが疑われる日本人女性の割合。日本人108,431例を統合したメタ解析による数値です。妊産婦の死因の第1位は自殺であり(自殺対策白書)、心の不調は母子の生命に直結します。

出典:Tokumitsu et al. 2020, Annals of General Psychiatry(メタ解析)

産後の運動介入は、うつ症状を有意に改善することがメタ解析で示されています(SMD −0.52/Deprato et al. 2025)。体を整えることは、心を守ることにつながります。
73.6% 約4人に3人
産後の骨盤底トラブル

産後に尿もれ・骨盤臓器脱などの骨盤底障害の症状を抱える日本人女性の割合(212人・PFDI-20質問票による調査)。腹圧性の尿もれに限っても37.3%にのぼります。多くの女性が「産後は仕方ない」と諦めています。

出典:Suemitsu et al. 2023, Cureus

骨盤底筋トレーニングは産後の尿失禁リスクを下げることがコクランレビューで示されています(Woodley et al. 2020)。正しい評価に基づく段階的なトレーニングで、「諦めなくていい不調」に変えられます。
約75% 腰痛・尿もれ 等
産後のマイナートラブル

腰痛・肩こり・尿もれなど、産後に何らかの身体トラブルを抱える女性の割合(460人調査)。不調があるのに、体を立て直す機会がないのが現実です。

出典:寅嶋静香ほか(早稲田大学)調査報告

妊娠期からの運動指導と産後の段階的な体づくりで、これらのトラブルの多くは予防・改善が期待できます。だからこそ、根拠を持って指導できる専門家が必要です。
10.9% 利用は約1割
産後ケア事業の利用率

全国の産後ケア事業の利用率(令和4年度)。実施する市区町村は増えたのに、実際に使っているのは約1割。「制度はあるのに届いていない」状態です。

出典:こども家庭庁 令和4年度調査

オンラインを含め、妊産婦が実際にアクセスできる場と、そこで指導できる専門家を増やすこと。それがこの協会の役割です。
WHO推奨の運動量 150分/週 30代女性の現実(中央値) 週30分
運動時間の「空白」

30代女性の運動時間は中央値で週わずか30分。WHOが推奨する週150分の5分の1です。産後ケア事業にも両親学級にも、運動・体力支援のプログラムはほとんど存在しません。

出典:スポーツ庁「スポーツの実施状況等に関する世論調査」/WHO身体活動ガイドライン

この「空白」を埋める仕組みと担い手をつくることが、①〜④の課題を根本から改善する入口になります。
45%減 発症オッズ
運動が産後うつを防ぐ

産後の運動介入によって、産後うつの発症オッズは45%低下。35研究・4,072名を統合した最新メタ解析による結果です。体づくりは「あればいいもの」ではなく、科学的根拠のある予防策です。

出典:Deprato et al. 2025, British Journal of Sports Medicine

このエビデンスを現場で実践できる専門家を、全国に増やす。それが産前産後体づくり協会の使命です。

制度は整いつつある。しかし、それを担う専門家の育成が追いついていない。
産前産後体づくり協会は、このギャップを埋めるために生まれました。

出典・関連研究の一覧(エビデンスページ)へ

こんな方へ

産前産後に関わる医療専門職の方を対象としています。職種・経験年数を問わず、「根拠のある産前産後ケアを届けたい」という思いを持つ方を歓迎します。

経験則に頼ってきた専門職の方

「骨盤底・腹圧・体型回復の根拠に自信がない」と感じている。「これまでそうしてきたから」という指導から脱したい。妊産婦への指導に、もっと科学的な根拠を持ちたい。

専門性で差別化したい方

産前産後ケアを自分の専門領域として確立したい。認定資格を取得して、指導の信頼性を高めたい。オンラインで全国の妊産婦を支援できる体制をつくりたい。

多職種で学び合いたい方

助産師として理学療法士の運動学的知識を学びたい。理学療法士として助産師の産科的知識を取り入れたい。職種を超えたコミュニティで継続的に学び続けたい。

対象となる職種:助産師/看護師/理学療法士
※ 現在産前産後に関わっているかどうかは問わず、資格をお持ちの方であれば履歴・経験年数は問いません。詳細はLINEにご登録いただき、説明会でご確認ください。

協会のミッション・ビジョン・バリュー

ミッション

職種を超えた連携の場をつくる
産前産後の女性を支えるため、助産師・理学療法士など国家資格を持つ専門家が職種を超えて連携し、知見を共有し合える場をつくります。

ビジョン

エビデンスで、ケアを変える
理学療法士が持たない助産師の知識、助産師が持たない理学療法士の知識を共有し合い、認定資格を通じて、自信を持ってエビデンスに基づく産前産後サポートを行える人材を全国に増やします。

バリュー

3つの価値観
共感と連携——互いの専門性を尊重する。専門性の融合——職種の壁を越えて知をかけ合わせる。安心できる場づくり——妊産婦が安心して相談・ケアを受けられる場を築く。

協会の全体像

産前産後体づくり協会は、理念に基づく「教育・研究・普及活動」を、多職種連携を土台として一体で進める団体です。

01

理念

経験則から、エビデンスへ。根拠のある産前産後ケアを、すべてのママに届けられる社会をつくる。

02

教育

全14章の統合カリキュラムと2段階の認定制度で、エビデンスに基づく指導ができる専門家を育成する。

03

研究

実践の場で一次データを取得し、学会発表・論文化を通じて日本発のエビデンスを構築する。

04

普及活動

プレファミリー事業やオンライン指導を通じて、専門家の知識を一般の妊婦さん・ご夫婦に届ける。

土台:多職種連携 理学療法士 × 助産師 × 看護師 —— 職種を超えて知見を共有し合う体制が、すべての活動を支えます

研究活動について プレファミリー事業について

理学療法士と助産師が妊婦さんの姿勢と呼吸を一緒に評価している水彩イラスト
「助産師と理学療法士が、同じテーブルで学ぶ。」—— 産前産後体づくり協会の開発現場

何を学べるのか——全14章の統合カリキュラム

理学療法士と助産師が同じテーブルで作り上げた、妊娠期から産後までを一気通貫で学べる全14章。「なぜそうするのか」を出典付きで学びます。

Phase 1妊娠期(第1〜5章)

  • 1妊娠期の生理学的変化——ホルモン・循環・代謝はどう変わるか
  • 2妊娠による解剖学的変化——姿勢・重心・呼吸はどう変わるか
  • 3妊娠期の痛みとマイナートラブル——腰痛・骨盤の痛み・肩こりへの対応
  • 4産科リスクと安全管理——運動してよい人・慎重になるべき時期の見きわめ
  • 5妊娠期の運動指導——週数別の考え方と安全な進め方

Phase 2出産にそなえる(第6〜8章)

  • 6分娩の仕組みと身体理解——骨盤と赤ちゃんの通り道を力学で理解する
  • 7呼吸・腹圧・いきみのコントロール
  • 8産前トレーニング——自然分娩・無痛分娩それぞれの体の準備

Phase 3産後の回復(第9〜14章)

  • 9産後のホルモン変化と正常な回復の経過
  • 10インナーユニット(腹横筋・骨盤底筋・横隔膜)の回復
  • 11産後の姿勢崩れと育児動作——抱っこ・授乳の体への負担を減らす
  • 12尿もれ・腰痛の発生メカニズムと対応
  • 13産後の運動開始の目安と段階的な体づくり——いつから・何から・どう進めるか
  • 14骨盤ベルト・骨盤矯正の中立的な整理——流行に流されない判断軸

認定制度の概要

2段階の資格制度で、基礎から実践・指導者レベルまで体系的に学べます。すべてエビデンスに基づくカリキュラムで構成されています。

認定資格(レベル1)|入門・基礎

学習時間の目安約5時間
受講形式オンライン受講のみ
受講料説明会でご案内します

学習内容:解剖学・身体づくりの基本概念/声かけ・カウンセリングの基礎/産前産後の生理学的変化/安全な運動指導の基本原則

取得後:業務での活用・個別サポートに活かせる

公認資格(レベル2)|実践・指導者

学習時間の目安約30時間
受講形式オンライン中心(一部対面予定)
受講料説明会でご案内します

学習内容:分娩様式別の応用/運動学的な指導法/現場での応用・ケーススタディ/産後の運動再開の目安と段階的プログラム/エビデンスに基づく実践と普及

取得後:協会メンバーとして指導・普及活動に関われる

取得後の活躍の場——プレファミリー事業への参画

認定講師・公認講師になると、協会のプレファミリー事業(一般の妊婦さん・ご夫婦向けオンライン両親学級)に参画できます(参画のための講習あり)。学んだ知識を一般の方に届ける活躍の場があります。

プレファミリー事業について

運営体制

産前産後体づくり協会の信頼の核は、個人の知名度ではなく、「理学療法士と助産師が職種を超えて共同開発している構造」そのものにあります。

発起人・代表

山田 美沙

やまだ みさ
資格
理学療法士/マタニティトレーナー/スポーツメンタルトレーナー
専門領域
整形外科領域のリハビリテーション・産前産後の運動指導
所属
合同会社Circle 代表
役割
協会代表・認定カリキュラム開発統括

整形外科領域で10年以上の臨床経験を積み、3児の母として自身の妊娠・出産を通して産前産後の体づくりを実践。オンラインの産前産後パーソナルトレーニング「Circle Maternity」を運営し、妊娠期から産後までを支える指導を重ねてきた。その臨床と運営の知見を体系化する形で、本協会の認定カリキュラム開発を主導している。

カリキュラム開発・監修

理学療法士

1名
資格
理学療法士
専門領域
運動器・ウィメンズヘルス
役割
運動学・骨盤底機能領域の開発・監修

※ 氏名・所属は掲載許諾が確認でき次第、追記します。

カリキュラム開発・監修

助産師

2名
資格
助産師
専門領域
分娩期・産褥期ケア/母乳育児・産後メンタルヘルス
役割
産科領域の開発・監修

※ 氏名・所属は掲載許諾が確認でき次第、追記します。

医療監修・連携

産科医・大学研究者

監修・助言
役割
医学的内容の監修・研究活動への助言

※ 監修者の氏名・所属は、掲載許諾が確認でき次第、追記します。

活動実績

協会の活動の歩みを掲載しています。講演・研修会・学会発表・共同研究・メディア掲載などの実績は、順次追加していきます。

2026 教育
全14章の統合カリキュラムを開発理学療法士2名・助産師2名の多職種チームによる共同開発・監修
2026.07 研修会
認定講座 第1期 オンライン説明会を開催(7月20日)
2026.08 教育
認定講座 第1期 開講(予定)
2026 連携
自治体の実証事業へプレファミリー事業を提案地域の母子保健と連携した社会実装を目指しています

※ 学会発表・共同研究・講演・メディア掲載の実績は、活動の進展にあわせて本セクションに掲載します。

産前産後ケアの専門職チームが集まっている水彩イラスト

1期生として、一緒に
エビデンスベースの産前産後ケアを届けませんか

産前産後体づくり協会は、今まさに1期生を募集しています。「最初から関わりたい」「一緒に作り上げたい」という思いを持つ専門職の方を歓迎します。まずはLINEにご登録いただき、説明会の情報をお受け取りください。

説明会の日程:7月20日(日)10:00〜 / 21:00〜(各回) 募集定員:5名(定員に達し次第締め切ります)

LINEに登録して説明会情報を受け取る

※ 開講は2026年8月を予定しています。詳細はLINEにご登録いただいた方へ優先的にご案内します。

よくある質問

受講料はいくらですか?

現在準備中です。LINEにご登録いただいた方へ、説明会で詳細をご案内します。まずはLINE公式アカウントにご登録ください。

どの職種が受講できますか?

助産師・看護師・理学療法士の資格をお持ちの方が対象です。現在産前産後に関わっているかどうかは問いません。経験年数も問いませんので、資格をお持ちであればぜひご参加ください。

認定講師・公認講師になるための条件はありますか?

認定講師(レベル1)は、助産師・看護師・理学療法士のいずれかの資格をお持ちであることが条件です。公認講師(レベル2)は、認定講師(レベル1)の資格を取得していることが条件となります。

オンラインのみで受講を完結できますか?

認定資格(レベル1)はオンライン受講のみで完結します。公認資格(レベル2)はオンライン中心ですが、一部対面での学習が予定されています。詳細は説明会でご確認ください。

開講時期はいつですか?

2026年8月の開講を予定しています。LINEにご登録いただいた方へ、優先的に詳細情報をお知らせします。

資格取得後、どのように活用できますか?

認定資格(レベル1)を取得すると、日々の業務で体づくりの重要さを患者やクライアントに根拠をもって説明できるようになります。公認資格(レベル2)を取得すると、実際の運動指導に活かせるスキルが身につきます。

資格を取ったあと、活躍の場はありますか?

認定講師・公認講師になると、協会のプレファミリー事業に参画できます(参画のための講習をご用意しています)。日々の業務での活用に加えて、協会の活動として一般の妊婦さん・ご夫婦に体づくりを届ける場があります。

一般の妊婦・ママも参加できるプログラムはありますか?

はい。認定講師が担当する、夫婦で参加できるプレファミリー事業を行っています。詳しくはプレファミリー事業のページをご覧ください。

問い合わせはどこにすればよいですか?

お問い合わせはすべてLINE公式アカウントにてお受けしています。ご質問・ご相談はLINEからお気軽にどうぞ。

協会の運営主体はどこですか?

産前産後体づくり協会は、合同会社Circle(代表:山田美沙)が運営しています。

医療広告ガイドラインへの対応はどうなっていますか?

協会のすべての情報発信において、医療広告ガイドラインを遵守しています。効果の断定・誇大表現は使用せず、出典を明示した根拠のある情報提供を徹底しています。

その他のご質問は、LINEからお気軽にどうぞ。受講に関するご質問・医療機関からの連携・取材のお問い合わせも、LINE公式アカウントよりご連絡ください。